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街の音楽祭、小室等らも出演…清瀬フォークジャンボリー

 東京・清瀬市の20代の一人の若者が、フォークソングへの思いと街おこしのために始めた音楽祭。

 親の世代のフォーク仲間が支援し、アマチュア歌手が集まって開催していたが、2012年からフォーク界の重鎮、小室等=写真=が参加。今年も3年連続の出演を果たす。

 音楽祭を企画運営するのは、城野兼一さん(28)。自費でホールを借り切り、小室のライブに通って出演を直訴した熱意の持ち主だ。自らも歌う。小室は今年、グループ「六文銭'09」として、娘のこむろゆい、及川恒平、四角佳子とともに出演。城野さんは「6回目にかけて、六文銭としての出演をお願いした。伝説のグループに出てもらえて感激」と話す。中川五郎、佐藤GWAN博も13年に続いて出演する。

 出演はほかに、中山(界屋)昭、NIIGATAフォーク・ジャンボリーオールスターズ、ペペサーレ、赤羽フォークソング倶楽部。

 城野さんは「小室さんに出演してもらって、本当に励みになっている。喜んでもらうためにも、多くのお客さんを集めたい。フォークと清瀬の魅力を知ってほしい」と話している。

 午後1時開演。前売り500円、当日800円。

 

                                   2014年5月9日 読売新聞

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